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はぴらき合理化幻想

海外3年/西成ドヤ2年/沖縄2年/事故物件で寝袋3年目、ミニマリスト10年目でダンボール2箱の持ち物と保存食で大阪に定住中。

引越し業者への謝礼(チップ/祝儀/心付け)の金額はいくら?基本的に不要だし渡さなくていいよ

シンプルライフ 節約生活 経験者は語る お金の話 引越し

特別な対応があったわけでもないのに、引越し代金以外にお金を渡す必要はない。引越し業者は業務として引越しを請け負うのだから、引越し費用の中に謝礼も含まれている。ただし、自己満足で渡したいなら話は別。

引越し業者で1年間働いた者として

筆者が働いていた某大手引越会社では謝礼を受け取ってはいけないという内規はなかった。よって謝礼を出されれば素直に受け取っていた。働いていた時の感想は次の記事で確認できる。

引越し業者はブラック企業、きついアルバイトを1年続けた地獄の日々を振り返る - はぴらき合理化幻想

基本的に謝礼は不要

世の中には、引越し業者には謝礼を渡すべきか悩む人が少なからずいるようなので、ここで明言しておく。

特別な対応をしてもらったわけでもないのに謝礼を渡す必要はないよ。同じ請負作業というカテゴリーに美容院を挙げられるが、希望通りのヘアスタイルにしてもらったからといって謝礼を渡すことはないだろう。それと同じだ。

ただし、何か特別な対応をしてもらったり、引越し業者が来る時までに梱包が完了していなかったりで迷惑をかけた場合など、謝礼を渡す合理的な理由があるのならこの限りではない。

引越し業者が帰ってから自分の中で後味悪い状態になりそうなら、謝礼という形で渡しておくほうがスッキリするだろうしね。

以下、それでも謝礼を渡したいという場合のために、謝礼を受け取っていた一作業員としての所感を述べる。

謝礼を渡すタイミングはいつがベストか

引越し作業の前か後かを検討する。結論として後から渡す方をおすすめする。

先に謝礼を渡す

引越し作業前に謝礼を渡す人の考えとしては、「特別にお金を渡すのだから他の家庭よりもしっかりやってくれよ」ということなんだろう。

残念ながら、謝礼をもらったところで作業自体は同じだ。むしろ作業員によっては「作業をいくら丁寧にしてもそれ以上の謝礼は出ない」という考え方の人もいた。

謝礼を渡しても事故を完全に防げるわけではない。謝礼を渡したのに荷物を壊されたり紛失されたりすると、謝礼を渡したことを後悔するはず。

以上のことから、謝礼を前もって渡すのは得策ではない。

引越し業者に荷物を壊されたり失くされたりに備えるなら引越し費用は後から支払う方がいい - はぴらき合理化幻想

パーフェクト・タイミング: 戦略的時間術

後で謝礼を渡す

作業が終わってから謝礼をもらうと「作業にとても満足してくれたんだな」と嬉しくなるのは事実。しかし、特別な対応をしたわけでもないのに謝礼をくれる家庭が時々あったので、半ば慣れっこになっているところがあった。

ちなみに、作業前よりも作業後に謝礼を渡されることの方が多かった。引越し作業を物損事故や紛失などなく無事完了してくれてありがとうって意味なんだろうな。

なぜ、感謝するとうまくいくのか

祝儀袋をチラつかせないで

引越し作業開始前に移動させる物の上に祝儀袋が置かれている家庭があった。作業員側はこの家庭からは謝礼が貰えそうだと期待した。しかし作業完了後もそこからは謝礼がなかった。

この家庭の意図としては、たまたま置いていただけなのかもしれないが、邪推するなら、祝儀袋をチラつかせることで作業員にやる気を出させようとしたのかもしれない。馬の前に人参をぶら下げるというやつだ。

上述のとおり、作業完了後に謝礼が出るとうれしいのは事実だが、事前にチラつかされると余計な期待をしてしまう。これは作業員のペースを乱すという意味でおすすめできないね。

のし袋 祝儀用 プリンター印字

謝礼を渡すのなら全員に手渡し推奨

引越し作業はチームで行われる。荷物の量にもよるが、一般家庭であれば2~5名で作業する。その中のリーダーしかいない場所で作業員全員分の謝礼をまとめて渡すと、そのリーダーがすべて着服して少ししか他のメンバーに渡さないことがあった。

リーダー以外は全員アルバイトのことも多く、人間関係が薄くて正直に謝礼を分配するほどの義理もないと考えていたのだろう。ここらへんについては次の記事で詳細を述べている。

引越し業者はブラック企業、きついアルバイトを1年続けた地獄の日々を振り返る - はぴらき合理化幻想

リーダーにだけ謝礼を渡したいというのならそれでもいいが、作業員全員に謝礼を渡したいというのなら作業員全員(少なくともリーダー以外にもう1名)がいる時に渡すほうが、謝礼を渡す人の意志が反映されやすい。できるのなら作業員一人ひとりに直接手渡しする方がいい。

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そもそもお金である必要はない

謝礼としてお金を渡さなくても、作業中や作業後にスポーツ飲料やお茶などを差し入れてもらえるだけで作業員はうれしくなる。特別な対応をしてもらっていないが何か感謝を表明したい時は、いろいろな種類の飲み物を人数分よりも多めに渡すと、見た目が豪盛になり感謝の意が伝わりやすい。

人数分ちょうどよりも多めの飲み物をもらうと、こんなに大盤振る舞いしてくれるほど喜んでもらったんだと思っていたよ。単純なものだ。

ちなみに、1.5Lなどの大きなペットボトルだと紙コップなどに注がないといけなくて利便性がよくない。500ml以下のサイズなら個人で飲みきれるので、こちらの方がありがたかった。

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まとめ

特別対応などがあり、引越し業者に謝礼を渡したいというのであれば、作業後の各作業員に直接手渡しするといい。しかし、そうでないのなら謝礼を渡す必要はない。あくまでも他人だしね。どうせなら引越しのお祝いとして大切な人とおいしいものを食べる方がいいんじゃないかな。

てすとてすと