はぴらき合理化幻想

海外3年/西成ドヤ2年/沖縄2年/事故物件で寝袋3年目、ミニマリスト10年目でダンボール2箱の持ち物と保存食で大阪に定住中。

マルチ商法ハーバライフのダイエットプロテインで警察沙汰!返品で親ねずみが泣いて揉めた具体例

ダンスパーティーがあると聞いて行ったが、ダイエットに成功した人たちから自慢話を延々と聞かされる集まりだった。痩せた上にお金も稼げて夢みたいと異口同音だったが、筆者にはそのイベントが悪夢の始まりだった。

概要

ハーバライフの大規模な集会とは知らずに参加。使用後でも全額返金可能なダイエットプロテインを購入。それを食べた初日に体調不良になり返品を決意。返品になかなか応じず最終的に警察沙汰になった。

民事不介入原則の超克

ダンスパーティーという名目で呼び寄せる

きっかけ

今から何年も前、筆者が20歳過ぎの頃の話。知人からダンスパーティーの話が入ってきた。知人は参加しないが知人の知人女性(以下、「親ねずみ」と呼称)が参加者を募集していた。

参加動機

筆者はダンスパーティーには興味がない。踊れなくても問題がないことや、料理を無料で食べられ、人との出会いを期待できることから興味本位で参加することにした。

すべてのことの始まりはその男のスケベ心から始まった

会場

訪れた会場はダンスホールではなく収容人数500名ほどの大きな貸し会場(多目的ホール)で、ダンスパーティーというよりもコンサートなどを観劇するのに適した会場だった。

料理など皆無

料理を食べられるという話はまったくの嘘だった。親ねずみは悪びれることもなくイベントが始まるのを座って待ってほしいと言うのみだった。

イベントが始まりマルチ商法だと気づいた

ダイエット成功者のストーリーを聞かされる

イベント開始直後、ダイエットに成功したという多くの人たちがステージで自己紹介をノリノリで始めた。

どこから来た誰であるかを最初に名乗り、以前は太った体型だったがダイエットプロテインに出会って劇的に痩せられた上にお金も儲けられて、人生が好転したと全員が述べていた。

要するに、マルチ商法ハーバライフがいかにすばらしいかを語るイベントだった。

ハーバライフのすべて

イベント終了直後

テンションが高めのイベントがやっと終わったと思ったら親ねずみグループのメンバーと会話になった。どういう手口なのか興味があったためしばらく会話に参加することにした。これが失敗だった。

会話して分かったことは、そこにいたメンバーはステージ上で熱く語っていた人たちとは異なり、ダンスパーティーと騙されて来たという人が多かったことだ。マルチ商法自体を知らない人もいた。

筆者は親ねずみに料理はどこだとしつこく尋ねたが、ないとのことだった。親ねずみとはこの日に初めて会ったが、両目が¥マークで気が強い女という印象だった。

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親ねずみ一味のアジトへ

会話の流れで、親ねずみのさらに上のハーバライフ会員(以下、「ボスねずみ」と呼称)の家に行くことになった。ボスねずみや他の主要メンバーの車でボスねずみのアジトへ向かうことになった。

筆者はスクーターでその会場に行っていたのでボスねずみの車の後ろをついて行くことにした。ボスねずみは国道を時速60km/hオーバーで走行し、筆者はそのスピードにやや驚いたがなんとか付いていった。

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ボスねずみのアジトに到着してから信じられないことを言われた。「この原付、なんで付いてこれるんですか。」意味がわからない。筆者がゆっくり走行してたら見捨てて行ったような口ぶりだった。

筆者のスクーターは原付に見えるけど排気量が50ccを超える小型バイクなので、60km/hでも問題なく出せる旨を真面目に返答した。

親ねずみからプロテイン購入

開封済みでも返品OK

筆者はダイエットする必要がまったくない体型だった。よって、筋肉をつけるのにとても有効であると説明された。筆者はスポーツクラブにわりと通っていたが、これ以前はプロテインを購入していなかった。

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ハーバライフのイベントでは心が動かなかったが、いや、自覚していないだけでイベントの影響を受けたのかもしれないが、「気に入らなければ開封済みでも全額返金する」というのが決め手となり筆者は親ねずみからプロテインを購入した。

ダイエットプロテインで体調不良

プロテインを購入した日から数日以内にそのプロテインを飲んだ。それから数時間後に体調が悪くなって嘔吐し、それでも気分が優れず寝込んでしまった。

普段は嘔吐はもちろん寝込むこともないのにダイエットプロテインを摂取した日だけこのような症状になってしまった。どう考えてもダイエットプロテインが原因だろう。

決して安くないダイエットプロテインを購入して体調を崩すようでは百害あって一利なしだ。

ハーバライフ パフォーマンスプロテインパウダー

返品で警察沙汰になり親ねずみが泣いて揉めに揉めた

返品に応じようとしない

開封済みのダイエットプロテインを返品して購入代金を全額返金させるためには、ハーバライフ本体ではなく親ねずみにその旨を伝える必要があった。

親ねずみに返品する旨を伝えても忙しいからどうのこうのと述べてきて返品を受け付けようとしなかった。親ねずみは返品できる期間が過ぎるまで引き伸ばし工作するつもりのようだった。

万一お買い上げいただいた製品にご満足いただけなかった場合、① お客様注文書 (契約書) を受け取られた日、または ② お買い上げ製品の受領日のいずれか遅いほうから起算して 30 日間は、無条件にその購入契約を解除するができ、購入代金全額のすみやかな返金を保証しております。 なお、返品の際は、製品の未使用または使用済みにかかわらず、容器およびお客様注文控え (1 枚目)の返却をお願いしております。

www.herbalife.co.jp/pdf/purchase_note.pdf

返品する旨を何度か穏やかに伝えていたが、誠意ない対応にさすがに腹が立ってきたので語気を荒らげて返品を要求した。

仏の顔もサンドバッグ

返品に応じさせるまでの電話内容

  • 筆者「そんなに忙しい忙しい言うんやったら、俺の口座に全額振り込めや。そしたらプロテインを郵送するし。」
  • 親ねずみ「先に返品して。それを確認できないと返金できないから。」
  • 筆者「なんでやねん。お前、ただでさえ返品に応じようとしてないのに、物だけ送り返して素直に返金してくると思えるわけないやろ。」
  • 親ねずみ「それやったらもう少し待って。時間ができたら取りに行くから。」
  • 筆者「お前な、その話何回目やと思ってるねん。ええ加減にせえよ。返品の時間切れ狙っとるやろ。」
  • 親ねずみ「そんなことない。本当に時間がないので信じてほしい。暇な日ができたら連絡するから。」
  • 筆者「アホかお前、何を根拠に信じられると思うてんねん。」
  • 親ねずみ「・・・。」
  • 筆者「お前じゃ話にならんし、警察でちょっと相談してくるわ。これこれこうで返金されんのやけど、詐欺ちゃいまっかってな。」

逮捕されたらこうなります!

  • 親ねずみ「待っておくんなはれ。そないなことされたら、うち困りますわ。」
  • 筆者「俺は今困ってるねん。誰のせいやと思ってるねん。ほな今から交番に行ってくるわ。」
  • 親ねずみ「ちょっと待って。じゃあそっちに行く日を決めるから。」
  • 筆者「やっぱりお前、引き伸ばし工作やったんやな。今の発言でわかったわ。お前はやっぱ信用できんやつやのー。」
  • 親ねずみ「・・・。」

図星でしょ

  • 筆者「今すぐ来たら警察には行かへんけどどうする?俺はどっちでもええけど。」
  • 親ねずみ「・・・。」
  • 筆者「ほな警察に行ってきますわ。」
  • 親ねずみ「今日お金持って行きますわ。」
  • 筆者「今すぐ来るんやな。」
  • 親ねずみ「夜にして。夜じゃないと無理。」
  • 筆者「ええやろ。ほな夜7時に○○駅最寄りの交番前で待ってるわ。その方がお互い安心やろ。知人や他のハーバライフ会員と一緒に来てもいいからな。俺の目的はお前に会うことやなくて返品だけやから。」

だいたい上記のような流れだった。古い話なので多少は実際とは異なるし誇張も入っているが、要旨は合っている。

カドを立てずに言いたいことを言う方法

親ねずみが泣きながら交番に駆け込んだ

待ち合わせ場所の交番前で時間通りに親ねずみが来た。一人だった。ちなみに、親ねずみは筆者とは別の市在住で片道1~2時間ほどかかっていたはず。

  • 筆者「物は持ってきてるし、確認して返金してくれや。すぐに帰るから。」
  • 親ねずみ「確認したよ。後日振り込むから。」
  • 筆者「えっ!?」
  • 親ねずみ「今はお金がないので後日振込むんで。」
  • 筆者「お前なめてんのか。話が全然違うやないか。」
  • 親ねずみ「お金がないんでどうしようもないやろ。とりあえずダイエットプロテインは回収しとくんで。」
  • 筆者「それやと意味が無いやないか。お金持ってくるって言ってたやろが。あと、お前が後日振り込むっていう保証もないやないか。」
  • 親ねずみ「じゃあどうせえっちゅうねん。」
  • 筆者「知るかいな、お前がお金持ってこないなんて想定してるかいな。」
  • 親ねずみ「取りに来いって言うから取りに来たんやないの。」

まれに見るバカ女との闘い

  • 筆者「お前やと話にならん。お前の親会員を呼べや。そいつに建て替えてもらうわ。」
  • 親ねずみ「そんなこと急に言われても無理やわ。」
  • 筆者「ええ加減にせえよ。とりあえず電話せえや。俺が話したるから。」
  • 親ねずみ「なんであんたにそんな偉そうにされやなあかんのや。何様のつもりやねん。」
  • 筆者「お前がいつまで経っても返金せえへんからこないなってしもたんやろ。お前のせいやないか。」
  • 親ねずみ「もう嫌や。」

ここで親ねずみが泣きながら交番に駆け込んだ。筆者も続けて交番に入った。

人を巻き込む仕事のやり方

親ねずみの発言に驚愕

  • 親ねずみ「この人がさっきから無茶なことばかり言いよるんですわ。金出せ、金出せって。」
  • 筆者「(うわー、こいつ最悪な切り口で話し始めよったやないか)」
  • 警官「そうなんですか。」
  • 筆者「こいつが金持ってくるって言ったのに持って来なかったからね。」
  • 親ねずみ「今すぐ持ってこいって電話で言われて○○市からわざわざ来たんですよ。」
  • 筆者「お前、自分の都合のええところだけ断片的に話すなや。俺が経緯を話すから。」
  • 警官「お金出せって言うてるんですか。」
  • 筆者「それは事実やけど、まあ聞きなはれ。俺とそいつはマルチ商法で知り合ったんですわ。それでそいつから商品買ったけど返品するからお金を返してくれと言ってるだけですわ。」

筆者が持参したダイエットプロテインを自発的に警官に見せた。

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  • 警官「あんたが購入した方かいな。」
  • 筆者「そうですわ、俺が被害者なんですわ。そやから返金を要求してるんですわ。」
  • 親ねずみ「うちも被害者やわ。」
  • 筆者「うるさい、お前は黙っとれ。」
  • 警官「君ら交番に漫才しに来たんか?」
  • 筆者「なんでやねん。この状況で誰が漫才する余裕があるんや。これこれこういう理由で交番前で待ち合わせして物とお金を交換する段取りやったのに、こいつがお金を持ってこなかったんですわ。」
  • 親ねずみ「だからうちは嫌やって言うたんやで。」

おまえが言うな。

  • 筆者「こいつが来るって言ったからお金も持参すると思ってたのに、持ってこなかったからどないなっとんねんって揉めてたんですわ。」
  • 親ねずみ「別の人にお金持ってこさせろって偉そうに言うんですわ。」
  • 筆者「お前がお金持ってこなかったのが原因やろが。苦肉の策やないか。そんでお前この状況どないすんの?お前自力でなんとかできんの?警察沙汰にまでしてもうて。」
  • 親ねずみ「・・・。」
  • 筆者「お前の親会員に警察沙汰になっとる旨を正直に電話せえや。まともな人間やったら善処するやろ。それが一番早いやろが。」

バカ女は死ね!!

無事に返金されて、めでたしめでたし

その後、筆者と親ねずみは別々に警官と話をしたが、筆者の方が理屈が通ってると判断された。当たり前の話だ。

結局、親ねずみは電話で親会員を呼び出し、そいつにお金を立て替えてもらって返金してきた。返金さえされればそれでいいので、筆者はすぐに帰宅した。

鬼ババァが仏の顔に変わった瞬間

親ねずみたちがその後もハーバライフ活動をしていたのかどうかなどは今となっては知る由もない。

どうでもいいはなし

まとめおよび所感

最初の勧誘の時点でダンスパーティーと偽られ、ダイエットプロテインには体調不良で寝込まされ、返品の段になって警察沙汰に巻き込まれてしまった。ハーバライフじゃなくてババライフじゃねーか。

返金させる際に先にダイエットプロテインを渡さなかったのは正解だっただろうし、当日中に親会員を呼び出して建て替えさせて現金を迅速に回収したのも正解だっただろうな。

筆者は控えな性格で気も小さく平和を重んじる人だが、ほんの少しだけ勇気を出してよかったよ。やられ放題ではなくやられたら反撃しないとね。相手にも痛みがないとこちらの痛みを理解しようとしないからな。

マルチ商法ハーバライフのくそ面倒なやりとりを経験して、マルチ商法アムウェイの勧誘を断ったり商品の返品をしたりするのがいかにたやすいかを思い知ったよ。

てすとてすと