禁煙マークとスモークフリーという文言が並んでいた。禁煙と喫煙で矛盾してるじゃねーかって思って調べたら、smoke freeは禁煙って意味だった。freeにそういう意味があるのを忘れていたよ。
スモークフリーはストレスフリーのフリーと同じ意味
筆者はストレスフリー(stress free)という考え方が好きだ。
ストレスフリー生活は考え方と行動で勝ち取るもの、セミリタイアでも暇な時間はないので妨害するな - はぴらき合理化幻想
うざいセールスや勧誘に勝った!張り紙だけで門前払いに成功、ストレスフリーだぜ! - はぴらき合理化幻想
解約後、携帯電話を持たない生活10年でストレスフリーに、医者の診断書も公開 - はぴらき合理化幻想
ストレスフリーはストレスがかかり放題という意味ではなく、ストレスがないという意味だ。smoke freeもこのfreeと同じ意味で使われ、「煙がない → 禁煙」となっている。
THIS ESTABLISHMENT IS SMOKE FREE THANK YOU FOR NOT SMOKING
フリーは「~がない」という意味
空港によくある免税店に「duty free」という看板があるが、税金を課税し放題という意味ではなく関税がないという意味だね。
海外生活するにあたって英語を真面目に勉強したわけではないので、こういう基本的なことでさえ勘違いしてしまう。より多くの人にわかりやすくするのなら、No Smokingの方がいい気がするがどうだろうか。
ちなみに、いろいろ調べている過程でバリアフリーという言葉は和製英語であると散見された。smoke freeと同じ意味のfreeなんだろうけど、barrier freeという言葉自体が和製英語なのかな。
impediment removal (※「barrier free」は和製英語)
barrier free と universal design はどちらも正しい英語だと思いますが、(略)、専門用語に近いので知らない英語ネイティブもいる
smoke freeを学術的に考察すると
学問としてsmoke freeを調べると、正確には禁煙ではないようだ。しかし、実生活では筆者は下記のような会話をすることはないので、禁煙と解しておいても問題なさそうだ。
no smoking は「禁煙」ですが、smoke-free 自身には禁煙という意味はありません。smoke-free というのは「煙がない」という形容詞です。
ですので、Smokers should smoke smoke-free cigarettes in a smoke-free place 「煙があってはならない場所では喫煙者は無煙タバコを吸うべきである」というように使います。
スモークフリー社会
スモークフリー社会を実現するために活動している団体がある。筆者はタバコの煙が大嫌いなので、ぜひ実現してほしいと切に願う。詳細を見ていないが、陰ながら応援するぜ。
「タバコの煙がいやだ」、「自分は吸っていないのに、なぜタバコの煙を吸わされなければならないのか」、「受動喫煙で健康被害が心配だ」という経験をしなくてすむ社会、それが「スモークフリー社会」です。
まとめ
筆者がもし喫煙者だったら、「smoke free」の場所で喫煙していたかもしれないな。今回は問題なかったが、基本的な英語の知識がないと致命傷になることがあるかも:;(∩´﹏`∩);: